ドイツ留学から帰国後に、ドイツに移住できないか色々と思い悩んでいたころ、マッチングサイトで知り合ったのが5歳上のドイツ人男性の彼でした。
彼は日本在住だったのですが、付き合っているころから3年後にはドイツに帰国するという話でした。とはいえ、彼の帰国までにはプロポーズがあれば、私もドイツに行けるのになという程度で交際していました。
その後、交際1年記念の日にプロポーズがあり、交際期間は短いのではという不安もありましたが、彼からはフィアンセビザを取るから一緒にドイツに来てほしいと言われました。
彼によると、ドイツへの移住に当たっては、結婚ビザを初めから取るよりも、下記の点でフィアンセビザのほうが効率が良いとのことでした。
・結婚ビザよりも審査が早い
・婚約者としてドイツに行って結婚の準備もしたい
あまり日本では婚約期間を挟まないことのほうが最近では多いですが、ドイツなどヨーロッパでは未だに婚約は習慣として残っているため、私もその期間を有効活用して結婚への準備を進めました。
実際、フィアンセビザは半年程度で受理されるとのことで、ドイツ移住へのスケジュールも組みやすく、会社の退職についてもフィアンセビザが下りるのが確定した段階で、退職届を出すことができました。
申請から承認まで半年程度で、そこから3か月ほどの準備期間をおいてから、無事にドイツ入国、2か月後に無事入籍という運びとなりました。
ドイツ人男性の気を引くには会話のウィットが重要
ドイツ人の夫と結婚後、ドイツに移住した私ですが、交際期間は1年半で結婚していて、半年間は遠距離恋愛をしていました。
それでもドイツ人の彼と上手くゴールインできたのは、下記の2つを実践できたからだと思います。
・愛してるなど直接的に感情表現した
・遠距離中に結婚したいことは伝えた
彼からのプロポーズ後は、ドイツで暮らすための会社を退職する手続きを始めて、半年後に配偶者ビザを取得することができました。
大学を卒業しても、日本で仕事をしていたのですが、どうしても欧米人の男性と付き合いたいという思いが強く、大学でドイツ研究をしたこともありドイツ人との出会いを探していました。
マッチドットコムなども利用していましたが、マッチドットコムは「インド系」「中国系」が多いのに対して、PCMAXは「アメリカ」「ヨーロッパ」が多い印象でした。
日本人女性は欧米人には人気があり、ドイツ人男性にも人気は高いです。特に日本人女性は優しいというイメージを抱いている人が多いです。
私は付き合っていたドイツ人の男性とは英語でやりとりしていました。
お互いが第二外国語で話をするので、理解するのがちょっと大変でした。ドイツ人と海外で知り合って付き合うには語学力が必要です。
そして、会話のセンスが良くなければ飽きられてしまいます。
私は日本のマッチングサイトで彼と知り合ったのですが、最初はチャラいと感じるほどアグレッシブに近づいてきたものの、一緒に話をしていたら、私の話がとても興味深くて「美しい女性は外を歩くとすぐに見つかるけれども、話が出来る女性を見つけるのはすごく大変だ」というようなことを言われて口説かれ、すごく気に入られたのを感じたので交際を始めました。
どれだけ引き出しを持っているかで、その人の魅力になるようで、それはドイツという土地柄のせいもあるのでしょうが、ユーモアのセンスも持っていなければならない大事な要素です。
ドイツ人の男性はレディーファーストが身についているので、リードしてくれます。
日本では女性がお酒を男性についだりしますが、ドイツではそれはマナー違反です。
女性はお酒のポトルに触れたりしてはいけません。男性がワインなどを注いでくれるので、それを待つだけです。
ドイツの男性は日本人の男性と違って、とても優しいのです。率直に褒めてくれますし、愛情表現も豊かです。
できるだけ、デートの時にはセクシーな格好で行くと喜ばれます。
セクシーな格好をしていると、とても魅力的に見えるようで、特に日本人女性はミステリアスな存在なので、夢中になってくれます。
ドイツ人の男性はドアを開けてくれますので、ただそこを通ればいいのです。
女性らしいと感じられることが日本人女性の場合は多いので、日本人にとっては雑だと思えることでも、ドイツ人の男性には細やかに感じられることが多いようです。
ドイツ語ができなくても話を盛り上げる姿勢が重要
見た感じで美しければ、それは最大の武器になります。日本人女性らしい美しさを持っていれば相手を魅了することができます。
話が面白ければとても興味を持たれます。ウィットに富んだ会話ができるかどうかがドイツ人男性と付き合うのに必要なことです。
会話ができないと、中身が空っぽのお人形さんのような感じで見られてしまうので、会話力がとても重要になってきます。
一緒にいて楽しいと感じさせることが必要で、そのためには見た目も大事ですが、見た目以上に話が盛り上がる女性であったほうが恋愛するにはいい感じに見られるのです。
日本人は控えめだというイメージがあるようですが、たまには積極的になったほうがいいですし、やっぱり見た目が日本人らしいと気に入られることが多く、関係を良くすることになります。
自分の考えをしっかりと相手に伝えることができることがとても大切です。
ドイツ人男性と恋愛関係になるための方法
ドイツ人男性は、一般的な外国人の陽気なイメージというのは、当てはまらず、性格的には日本人に近いと思います。
シャイな男性が多く、仕事に熱心で、唯一違うのは家庭を大事にすることくらいです。
日本人は会社が第一という面が強いと思いますが、ドイツの会社は定時上りも普通ですし、満員電車などもないので、会社のストレスを家庭に持ち込むこともないです。
ただドイツ人男性の悪い面を上げるとすれば、感情を直接表現することを求められて、出勤前に「愛してる」などの言葉を忘れていたり、ハグしなかったりすると、後日深刻な顔で「もう愛していないんじゃないか」などと不満を言われたりします。
日本人は阿吽の呼吸で、言わなくてもわかるでしょう?という感情共有の仕方をすると思うのですが、ドイツ人のカップルは好きという感情も常に表現していなくてはいけないし、何かに不満を感じれば言わないと「なんで怒っているの?」と相手が悪かろうと言わないことに対して逆切れされます。
そういった点で、ドイツ人男性と一緒にいるのであれば、常に感情を共有する姿勢が求められますので、そういうのが面倒だと感じる人は、長く連れ添うのは難しいと思いました。
ドイツ人彼氏の家族からのリクエスト
彼の両親と顔合わせした後から、結婚式など含めて義母からのリクエストは結構多いです。
例えば、結婚式場なども私がリサーチして決めた後に、宗教の宗派が合わない教会で挙げるのは辞めて欲しいと言われり、エリアの指定なども細かくありました。
また彼と一緒にいるときの私の挙動、感情表現、スキンシップの方法なども「もっと彼を愛しているか」分かるように振舞ったほうがいいなどアドバイスされたりします。
彼は、そういうリクエストから私を守ってくれるのですが、根本的にドイツ移住のために息子を利用したのではないかなど思われているのかなと感じる瞬間もあり、時間がたって幸せな家庭を築き上げないと家族の一員と認めてもらえないかもと感じています。
ドイツでの国際結婚後のビザ取得について
ドイツのビザ取得は、日本人であれば他のヨーロッパの国と比べると圧倒的に取りやすいようです。
イギリスなどは、配偶者ビザでも取得までの審査で1年以上かかることもあるそうですが、ドイツの場合は結婚のための入国時に特別なビザは必要ないですし、入国後に婚姻手続きを完了して、そのまま配偶者ビザの申請を行えます。
もともと婚約者(フィアンセ)ビザなどの制度がドイツにはあるのか調べていたら、そもそも必要はなく、結婚のためのビザなしの入国は拒否されるアメリカなどと比べると圧倒的にビザ取得は簡単だと思いました。
私は彼からのプロポーズ後に、彼が休暇を取って私に会いに来てくれて、婚約指輪を貰っています。
ビザの申請などは、彼も調べてくれていて日本で先にやっておいたほうがいいことなど、彼と一緒に調べるのは楽しかったですし、ドイツ人との結婚においては一番初めの共同作業になると思うので、そのプロセスも楽しめると良いと思います。
ちなみに、大使館の人たちは親切ですし、分からないことはすぐに教えてくれますので、何かあれば聞いてみるのがいいと思います。