私が彼と出会ったのは、24歳の冬友人と4泊5日でGuamに行った時のことでした。
一緒に行った友人とは10年来の付き合いで、お互いに海が好きで音楽が好きでお酒が好きということもあって「絶対に楽しくなるね」とわくわくしていました。
Guamに到着した日の夜、ホテルの近くのclubに出かけました。clubの中には観光できた日本人が20人くらいと、現地の人や外国人が120人くらいいました。
グアムでの婚活から国際恋愛のまでの流れ
数杯お酒を飲みながら、友人と踊っていると、視界にとても素敵な男性が目に入りました。
背がとても高くはっきりとした顔だちで華やかな雰囲気の彼は、とても目立っていました。かっこいいなと思っていると、彼の方から「旅行で来たの?」と声をかけられました。これが彼との出会いでした。
それから彼の友人も含めみんなでお酒を飲み、踊り、意気投合した私たち、彼が2日目の私達の観光案内をしてくれることになりました。
朝から車で買い物や海、景色の綺麗な恋人岬など色んなところに連れて行ってもらい、夕飯までご馳走になりました。
結局帰る日の朝まで度々ご飯や、現地の人が集うbarなど色んなところに連れて行ってくれて、とてもお世話になりました。
彼は日本語もペラペラでしたので、色々なことを質問すると、フィリピンとイタリアとスペインのミックスで、仕事は飲食店を複数経営しているとのことでした。
グアムの彼からの突然の連絡と結婚まで
連絡先を交換して帰国した私は、一日の終わりに彼とスカイプで話をするのが日課になりました。
自分たちの生い立ちや、好きなこと、仕事の話などだいたい日に1時間くらい話していました。
とても孤独で過酷な環境で育ってきた彼は、現実的でシビアで冷静でだけどどこか悟りを開いているような寛容な心の持ち主でした。いつの間にか私は彼のことが好きになっていました。
そんな生活が3か月経った頃、知らない番号から私の携帯電話に電話があり「○○、会いたくなって来ちゃったよ」と彼が突然私の住む街に訪ねてきてくれました。
1週間くらいの滞在でしたがそれからお付き合いすることになり、その2か月後、次は私がGuamへ会いに行き1か月滞在し、そのまま彼と結婚しました。
彼は家族や友人をとても大切にする温かい人です。お金に困っている人がいたら、当たり前のように出し、その問題が解決するように全力でサポートするような人です。
グアムでの苦労と彼のやさしさ
彼が遊びに出かけるときは、必ず私も一緒に連れて行ってくれ、週に一回は花束や香水、ケーキなどをサプライズしてくれるような優しい男性です。
私の家族のこともとても大切に思ってくれているので、年に3か月くらいは私が日本で暮らせるようにしてくれているような、とても愛情深い男性です。
初めは、育った国も環境も話してきた言語も違うので価値観の違いも大きいだろうし、絶対苦労するだろうなと思っていましたが、今現在とても幸せです。
ただGuamは医療技術が全く信用できず、保険のシステムも日本とは比べ物にならないほど疎かなので、病気をした時や怪我をした時はすぐに日本に帰って来てから、日本国内の病院に行くようにしています。
まだ結婚して6年なので、これからも色々なことがあるでしょうが、彼となら乗り越えていけそうな気がしています。国際結婚、して良かったです。