ユーブライドには離婚歴のある男性は多くても、女性は初婚の人が多いので、バツイチ女の私には厳しく、ユーブライドではマッチングすることはできませんでした。
ペアーズ、ブライダルネットも利用したもののバツイチの女性会員登録は、やはり少なく需要がないです。
>>ブライダルネットをバツイチ再婚希望の私が利用した活動記録
結局他の婚活サイトでは、バツイチ女性の登録は多いところがあり、需要もそれなりにあったことから、上手く現在の夫と再婚できたと感じています。
ユーブライドではバツイチ女は受け入れてくれなかった
ユーブライドを利用して半年がたったものの、バツイチ再婚ということで、コンタクトをくれる男性も、50代の怪しげな男性だったり、低年収だったり難しいと感じる方だけでした。
私は普段から、たくさんの園児達に囲まれて仕事をし、その他も洗い物や工作、クラスの備品の準備など、座っている時間もないような生活をしています。
当然園児たちは、私がバツイだということも知りませんし、そういったこと関係なく接してくれます。そんな対応をユーブライドでも期待していた私が愚かだったのですが、結局、ユーブライドは半年利用して難しいと感じて退会しました。
その後、別の婚活サイトで出会ったのが現在の夫で、出会ってからは今思い返しても、凄くスムーズに結婚まで話が進んだと感じていますし、再婚に後悔することもなく過ごしています。
離婚歴があっても相手次第で道は開ける
幼稚園教諭の仕事は、土曜はシフト制で出勤、日曜日は休みですが園のイベントがあると出勤になるので、彼とはなかなか休みを合わせてデートできませんでした。
2週間に1度のペースで会っていましたが、当時は毎日でも会いたい気持ちだったので、デートの日が待ち遠しくてたまりませんでした。
バツイチでも気にすることなく、嫌みも言うことなく、短い時間でも、毎晩電話で話し、「おはよう」「ただいま」などのメッセージも欠かしません。
彼との距離が近づいたのは、彼は私の疲れを癒そうと思ってか、日帰りで行ける温泉に、何度かデートに連れて行ってくれたことからです。
彼が車を運転して迎えに来てくれるので、移動も疲れることがありません。
至れり尽くせりで、「こんなにしてもらっていいのか」と思ったくらいです。
ユーブライドで出会った男性には、そんな扱いを受けたことが無かったので、信じていいのか心配になるほどでした。
一番最初に温泉に行った時は、「お風呂に入った後に、また化粧しないと恥ずかしいな。風呂上がりの汗でメイクが落ちないかな」と心配したものですが、実際に温泉に行くと、日頃の疲れが吹き飛ぶ気持ち良さを感じました。
いつか再婚という私の気持ちのトラウマも乗り換えて、夫婦になったら、貸切露天風呂が付いているような温泉で、結婚記念日を祝いたいなんていう妄想をしながら、湯船で体の凝りをほぐしました。
彼からのプロポーズは、温泉からの帰り道の車の中でした。
指輪のブランドのパンフレットを渡してくれた彼は、「結婚してください。一生に一回だから、好きな指輪を選んでください」と言ってくれました。
私は涙が止まらず、途中から鼻水も止まらなくなってしまって情けなくなりましたが、誠意を持って「よろしくお願いします」と伝えることができました。
母の涙と結婚への準備
感動のプロポーズを受けた夜、私は早速実家に電話。結婚を申し込まれたことを伝えると、母は電話越しに涙声で喜んでくれました。
彼との交際を報告してからは、口を開けば「いつ結婚するの? 彼とはうまくいってるの? ちゃんと彼のためにお料理とかしっかりできてるの?」とまくしたててばかりいた母が泣くなんて、私は言葉に詰まってしまいました。
アラフォーの私にさんざん口うるさく言うほどに、本当に心配してくれていたんだなとしみじみ思いました。
一方の父はというと、「それって、『娘さんをください』って言いに来るやつだな?」と事務的です。
私より先に妹が結婚が結婚しているので、“流れ”のようなものは分かっているようでした。
それでも、電話を切ろうとすると、父は「おめでとう、頑張れ」とぶっきらぼうに祝福してくれました。
その夜、彼も私と同様にご両親に電話で私との結婚のことを話してくれました。
両家が顔合わせする前に、まず彼が私の実家に来て挨拶。
その後日、私が彼の実家に伺って挨拶をしてから、両家全員がそろって会食。自分が当事者ながらも、「こうやって結婚していくんだ」という不思議な気持ちで結婚の準備が進んでいきました。
忘れられない結婚式とこれから
私は、今務めている園を退職し、彼の住んでいる県へ引っ越すことを決めました。
なるべく早く新居を決め、その近くで幼稚園の仕事を探すことに。務めていた園を辞める時はとても悲しく、子供達との別れに目が腫れるほど泣いてしまいました。短大を卒業してから約15年も通った幼稚園。
これまで担任した子の顔が次から次へと浮かんできました。子供達は歌を歌ってくれた後、「先生結婚おめでとうございます」とお祝いで送り出してくれ、幸せにならなくてはいけないと心から思いました。
私達は賃貸で一軒家に住む事が決まり、彼が七五三から成人式、厄払いなど節目節目でお世話になっていた神社で神前式を行いました。
白無垢だけでなく、一生の思い出にウェディングも着たかったので、純白のドレス姿で写真も撮って頂きました。
入籍後に新しく働く幼稚園が決まったので、お互い働きながらの新婚生活を慌ただしく送っています。
ですが、今まではただ忙しく思っていた仕事も、朝に彼を仕事に送り出して、自分も出勤するという生活にとても満足しています。ユーブライドではバツイチの私はダメだったものの、別の婚活サイトの足あとから始まり、お気に入りになり、メッセージを交換し・・・と少しずつ始まった私たちのつながり。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても、一緒に温泉に行けるよう、元気に仲良く暮らしていきたいです。初めての結婚記念日は、貸切露天がある温泉に行く予定です。